転職に有利にはたらく

 他の業界で勤めていた人がIT業界でエンジニアとして採用してもらおうと転職を志すときには資格があるのが有利です。何か働きたい分野が決まっている場合にはその分野で必要な資格に注目するのが得策ですが、広く活躍できる能力を付けようと考えて勉強するのに適しているのが情報技術者試験です。一般には他の業界からIT業界を目指す際にレベル2に相当する基本情報技術者の資格まで取得して転職を目指すことがよくあります。

 しかし、そこでもう一歩踏み出してレベル3の応用情報技術者まで取得しておくと転職が大幅に有利になるでしょう。そのメリットはただ転職が有利になるだけではありません。基本的のは他の業界から参入するエンジニアは企業にとってはポテンシャル採用になりがちですが、応用情報技術者の場合には例外です。実務経験がなくとも少なくとも知識レベルは経験を積んだエンジニアと同様だと考えられます。

 そのため、即戦力として採用されて直ちにプロジェクトに投入してもらえるでしょう。活躍できる機会をすぐに得られる面白さがあるのです。たとえ技術的な面でやや劣る部分があったとしても十分に知識があるとチームプロジェクトで意見を出す立場として貢献できます。他の人とは違う職歴を持っていることで異なる視点からの意見を伝えられるのもまた面白いと感じられる点でしょう。応用情報技術者の資格を取得して転職すると、すぐに現場で即戦力として活躍できるのがメリットです。
※応用情報技術者試験の詳細や転職事情に詳しくなれるサイト:(http://merit-of-appliedinformationengineer.com/